わからないことは教えあおう!

 はじめまして!担任助手の荒牧鈴奈です。まず自己紹介からしたいと思います。熊本大学教育学部小学校教員養成課程の一年生です。今年の三月まで生徒として大牟田有明町校に通っていて、四月から担任助手として新しく入りました。今回は、担任助手として二ヶ月弱働いてみて感じたことについてお話したいと思います。

 担任助手として働いているうちに一番強く感じたことは、他人に自分の考えを伝えることの難しさです。生徒に質問された際、解説するときに確実な知識がないと正確に相手に伝えることが出来ません。また、一人ひとりによって分からない点、疑問に思っている点は違いますね。自分自身が当たり前だと思っていたことについて、それはなぜなのかという疑問をぶつけられると、新たな発見ができ、より深く理解することが出来ます。

 これは、私自身が高校生だったときにも経験しています。仲の良い人たちと疑問をぶつけ合うなかで、自分が教えてもらう時はそこがわかるようになるし、教える時はより正確な知識を定着させることが出来ます。言葉にすることで、一つひとつの物事を明確化することが出来ます。また、私自身が勉強のことに限らず、考えていることを言語化することが苦手で文章を作ることを不得意としていたのですが、説明するのが難しいように感じることも相手に伝えようと考えていくうちに慣れていきました。皆さんもそのような経験があるのではないでしょうか? 

 一人で集中して勉強することはとても大事なことですが、友達と教えあうことも大切な勉強手段の一つです。自分の考えを言葉にするということは様々な場面において重要なことになります。コロナ禍の中集団で勉強するのは難しいですが、一人で勉強をダラダラと続けるより、ライバルとお互いに教えあい、リフレッシュしながら切磋琢磨していくのも良いのではないでしょうか?

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