一点の重み
皆さんこんにちは、担任助手の石川です。
三月も終盤でもうすぐ新学期が始まりますね。
今年度の入試も終わり、新高三年生はそろそろ受験生としての自覚を持ちはじめる時期ではないでしょうか。
今回は私の実体験をもとに、特に新高三年生に対して伝えたいことを話そうと思います。

一点の重み
浪人生の時、私は熊本大学に出願しました。
共通テストが終わった時点で熊大の判定はC、合格と不合格の可能性が半々の割合でした。
そのため、二次試験では他の志望者よりも高い点数を取らなければいけない状況にありました。
しかし、本番では得意だった数学がうまくいかず、正直落ちたなと思っていました。
合格発表で合格したと分かった時は今までで一番嬉しい瞬間でした。
ここまではよくある話、私が伝えたいのはここからです。
入学して少し経ったぐらいに、出願の際に希望していれば、入試の得点や順位が見れる成績開示が大学から送られてきます。
さて私は何位だったと思いますか?
なんと、、、、
合格者94人中、92位。
総得点は合格者の最低点数と0.5点ほどしか変わりませんでした。
この事実を知った時、合格してよかったという安心感と何か一つでも間違えてたら最悪の場合、不合格で人生が変わっていたかもしれないという恐怖が襲ってきました。
この経験を通して皆さんに伝えたいのは「一点の重み」です。
受験ではどんなに大差で落ちようが、微々たる差で落ちようが、合格点に届かなかった者は不合格で、その結果は覆りません。
どの入試にもたった一点の差で笑うものもいれば、泣くものも必ずいるはずです。
皆さんには合格発表後に笑う方であってほしいと思っています。
そのためには今のうちから勉強を継続することが大事です。
「まだ自分にとっては先の話だから」「あと一年もあるから大丈夫だろう」など受験を甘く考えているようでは必ず後悔します。
今から受験を意識して勉強を進めることができれば、後の負担を減らし、効率よく勉強することができます。
後悔しないために、新学年から気持ちを切り替えて、一日一日を有効に使いましょう!
最後に
私は三月いっぱいで東進の担任助手を辞めます。
なのでこれから皆さんと関わる機会は多分ありません。
ですが、このブログを見てこれからの受験に対する意識を変えてくれたら嬉しいです。
ただ目の前の作業をこなすだけの意味のない勉強ではなく、自分に合った正しい勉強方法を見つけていってください。
頑張ってください、応援しています!😊
