睡眠の重要性

皆さん、こんにちは!担任助手の石川です。

                                                                    皆さんは今十分な睡眠時間を確保できていますか?

勉強やゲーム、テレビ、スマホに夢中で頻繁に夜更かししている人もいるかもしれません。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                         しかし、適切な睡眠をとることは私たちにとってとても大切です。

                                                    今回は睡眠の重要性について話したいと思います。       

そもそも睡眠不足とは?

                                                                                  睡眠不足とは、自分にとって必要な睡眠がとれていない状態を指します。

                                                                                          睡眠不足は必要な睡眠時間がとれない場合のほか、睡眠の質や規則的な睡眠リズムに問題がある場合も引き起こされます。

                                                                                   必要な睡眠時間は人それぞれで個人差がありますが、日本人の成人の場合は6〜8時間くらいが妥当だと考えられています。 

                                            

睡眠の重要性

                                                                                  睡眠は心と体の疲労回復にとても重要な生理現象で、すべての人の心身の健康に直結しています。

                                                                              例えば、脳の働きは睡眠の影響を大きく受けます。                               

脳の重量は体重の2%程度ですが、脳が消費するエネルギーは体全体の20%にも及びます。

                                                                                     そのエネルギーはほとんどをブドウ糖に依存しており、脳は全身が必要とするブドウ糖の量の約25%を使っているといわれています。

ところが、眠らずに覚醒を続けると脳はブドウ糖をエネルギーとして上手に利用できなくなり、脳の神経細胞が疲弊して働きにくくなってしまいます。

                                                             この状態を回復するのが睡眠です。

                                                                                ネズミでの実験では、5日間眠らないことによって低下したブドウ糖の利用能力は、わずか1日の睡眠で正常近くにまで回復することが分かっています。

                                                                                 人の場合は、回復にもっと時間がかかりますが、それにしても、驚くべき回復能力が睡眠の持つ本質的な機能であることが示唆されます。 

                                          

睡眠不足で起こる身体への影響

                                                                                            

・疲労感の増幅

・ストレスの増加

・認知機能の低下 

・太りやすくなる

                                                 睡眠不足というだけで身体にこんなにもマイナスな影響が及びます。

                                                                                   私も大学の定期試験前に徹夜で勉強して、いざ本番で頭が働かず全く解けなかったことがあったので、睡眠の重要性を身にしみて感じました。

                                                  さらに睡眠不足はうつ病などの精神疾患とも非常に深く関係していると言われています。

                                                                              ただでさえ受験期はストレスを抱えやすくなるので、気分が落ち込まないようにするためにも睡眠はしっかりとりましょう! 

勉強中に寝落ちした人のイラスト(男性)

最後に

今回は睡眠の重要性について話しました。

                                                                              定期試験の勉強で一夜漬けで勉強している人も中にはいるでしょう。

                                                                                     特に、これから三年生は受験に近づくにつれ焦りが出て睡眠を削って勉強する人も出てくるかもしれません。                                                

                                                                                      しかし、適切な睡眠を取らないとストレスが溜まりやすくなり、かえって勉強が捗らなくなります。

                                                                                 焦る気持ちも分かりますが、前々から計画的に勉強し、夜はしっかりと睡眠時間を確保して万全な状態でテストや入試に挑めるようにしましょう!

                                                  寝不足気味かもと感じている人は、今の生活習慣を見直して十分な睡眠をとるように心がけましょう!

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