楽しんで勉強しよう!!

 こんにちは!担任助手の北原です!

 突然ですが、皆さんは「獺」という漢字を読めますか??

 僕は昨年から中学生を担当していがるのですが、中学生のHRではグループ対抗で、なぞなぞや難しい漢字のクイズなどを行ったりしてきました。これらの知識はおそらく受験の役には立たないでしょうが、思考を柔軟にしたり、教養を身に付けたりすることができます。だからと言って「皆さんもこんなクイズをしましょう!」と伝えたいわけでは、当然ありません。わざわざそんなことに時間を割くわけにもいかないですよね(笑)。それでは何が言いたいかというと、クイズのように楽しく行えるこういう事例を参考に、友達と工夫して勉強をして欲しいということです。具体的な例を挙げると、暗記項目を友達同士で出題しあったり、自分が苦戦した問題を友達に解かせてみたりする等でしょうか。実際にやったことがある人もいるかもしれませんが、このような勉強法には二つほどメリットがあると感じています。

 まず何より、勉強に着手するハードルが下がるというメリットがあります。多くの人にとって勉強をすることは嫌なことだと思いますが、自分が楽しいように工夫したものであれば、気軽に取り掛かることができます。「よし、やるぞ!」という気になるまでに時間がかからないので、休み時間などの隙間時間でも取り組めるので最適ですね。

 二つ目に、友達と行うことでその効果が数倍になる、ということです。このメリットは、客観的に見て1回の学習で効果が得られる人数が一人で勉強する際の人数倍になるというものなので、自分一人が膨大な成果が得られるというわけではありません。しかし自分だけでなく、一緒に取り組む友達のレベルも上がるので、勉強に向かう周りの環境がより良くなります。学力が均衡している人と切磋琢磨することで、将来的には更なる効果が見込めます。

 他にも色々とあるかもしれませんが、以上二つが主なメリットだと思っています。吸収したものをアウトプットするという形のものをメインに紹介しましたが、アウトプット以前のインプットも当然大切です。むしろそれが前提になって、これらの勉強法は成立します。ですからまずはしっかりと知識を定着させ、それを吐き出す形で、自分なりに工夫した勉強をして欲しいと思っています。受験は長期戦ですので、自分を飽きさせないように試行錯誤しながら目標に向かって前進していきましょう!

 最初に聞いた漢字が気になる方はぜひ調べてみてくださいね(笑)。

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